アンダーグラウンドより

地下ブロガーの備忘録。今しか書けないこと・今考え得るベストなことを発信中。

MENU

派遣で働くメリット・デメリットを経験者が詳しく教える

スポンサーリンク
 
まず始めに言っておくと、派遣とは一つの雇用形態に過ぎません。数ある働き方のうちの一つ、というだけのことです。
 
だからアルバイトや契約社員同様、目的に応じて利用するのがより好ましいと僕は思います。
 
しかし、実際に働いてみたことがある人でもない限り、派遣とはどんな特徴をもった働き方で、どんな決まり事があるのかイマイチ分からないのではないでしょうか。
 
そこで今回は、今現在(2018年1月)実際に派遣社員として従事している僕が、派遣で働く際のメリット・デメリットを詳しく、そして可能な限り分かりやすく解説していきたいと思います。
 
現場で働いているからこそ分かる情報ってやつを、惜しみなく提供出来ればなと。
 
では、どうぞ。
 

メリット

期間を決めて働ける

派遣社員のメリットとして最も大きいのが、期間限定で働けるということ。これは他の雇用形態、例えば契約社員や正社員なんかと比べても大きな相違点といっていいでしょう。
 
基本的に契約社員や正社員は中長期を目途にした雇用形態。
 
そのため、入ったはいいものの仕事が合わず、職を変えたいと思ってもすぐに退職することは難しいです。
 
特に契約社員の場合は途中退職が許されないケースもあるので、辞職を申し出ると思わぬトラブルに繋がることがあります。
 
その点、派遣社員は比較的短い期間(3か月が一般的)で契約を更新するかしないかを選ぶことが出来、契約が万事満了すればトラブルもストレスもないまま職場を後にすることが出来る。
 
これは人によって大きなメリットとなり得るでしょう。
 
加えて、時間を限定して働きたい場合も同様のことが言え、職さえ選ばなければ、1日4時間だけとか6時間限定でみたいに時間に縛られず働ける職場もままあるのです。
 
 
以上を踏まえると派遣は、時間や期間を限定させて働くということにおいて汎用性が高いと言えます。
 
ちなみに、派遣で就労できる最長期間は3年間と労働派遣法で定めらているので長期で働きたい方には不向き。
 

つなぎになる

正社員をいきなり解雇された、といったケースに力を発揮するのも派遣の特徴。言い方は悪いけど、再就職するまでのつなぎとなるのです。
 
それはつまり、解雇から正規雇用されるまでの再就職の空白期間を埋めてくれるということ。
 
失業保険がもらえなかったり、給付期間を過ぎても再就職先が見つかってない場合など、とりあえず派遣として働くという道が残されているというわけですね。
 
これは上記で述べた期間を限定して働けるという派遣の特徴と、下記で説明する予定の就職するまでの敷居の低さが起因している。
 
要するに、パッと働き始めてサッと辞めるという働き方がそれを可能にしています。
 
また、自営業を営んでいる方や夢を追いかけている人、留学を予定している方なんかも利用しやすいのが派遣の特徴としてある。
 
派遣をしながらアルバイトや在宅ワークをしたい人や、自営で商売をしている人で今月ピンチなんだよねなんていう人も、正社員などに比べると責任が少ないため派遣を利用しやすいでしょう。
 
ただし派遣会社の就業規則に反している場合はいらぬトラブルに発展しかねないので、副業可能か否か、事前の確認をすることが無難。
 
 

社会保険への加入

派遣って社会保険に加入してくれるの?と心配する人も中にはいると思う。
 
でも安心してください。派遣会社いわゆる派遣元は派遣労働者を保険に加入させなければいけない義務があるのです。(ここでいう社会保険とは、健康保険と厚生年金保険と考えていただきたい)
 
これは派遣労働者が保険へ加入する権利を持っているためですが、入るためには条件がいくつかあって、その辺が少し複雑なので注意が必要。
 
以下に、加入の条件を記述しておきます
 
派遣社員が社会保険に加入するための条件
・雇用期間が2か月を超える場合、もしくは超える見込みのある場合
 
・労働日数が1か月の所定労働日数の3/4以上になる場合 and 1週間の労働時間が所定の3/4以上になる場合。所定の基準は派遣元のものが適用される
 
・厚生年金は70歳まで、健康保険は75歳まで
 
この条件を満たしている者が、必然的に社会保険に加入できるというわけです。というより加入しなければいけない義務があると言った方が正しいかもしれない。
 
それに保険料も派遣元が半額負担してくれるので、けがや病気などの万が一に備えて加入しておくことを、個人的にはおすすめします。
 
 

敷居が低い

派遣の大きなメリットの一つに、敷居の低さが挙げられる。何ならバイトより低かったりする。
 
これは派遣社員を使用する会社(派遣先)が、非正規雇用かつ即戦力を求めているからに他なりません。コストを出来るだけ抑えたうえで、使い勝手のいい人材が欲しいということ。
 
そしてそれは、実際に派遣社員として働き始めるまでの手順の少なさが如実に物語っています。
 
一つの例として僕が以前利用していた派遣会社の話をしましょう。
 
その時の僕は派遣を利用するのが初めてで、勝手具合が全く分かっていませんでした。
 
まず最初に派遣会社に登録しに行くことすら知らず、面接が行われるのかどうかさえ分からないほどでした。
 
しかし何とかなるだろうと楽観的に考えてしまうのが、僕の長所であり短所でもあります。だからその時も何とかなるだろうと何の気なしに求人誌に載っていた派遣会社に連絡を入れます。
 
電話をかけるとすぐに担当者が出たので、就労したい旨を簡単に伝える。すると向こうは二つ返事で「じゃあ登録に来てください。いつなら大丈夫ですか?」と応えました。
 
そして電話で示し合わせた日にちに派遣会社に訪れ、登録、要するにプロフィール作成やスキルチェックを済ます。この間30分弱。
 
そしてそれが終わるや否や、就労したいと希望した会社の概要・応募条件・労働開始希望日の確認をし始める担当者。
 
え?もうそこ?と若干の焦りと、急すぎる展開に対する可笑しさがこみあげてくる僕。
 
一通り説明をし終える担当。
 
念のため「採用と考えてよろしいんですかね?」と聞く管理人。
 
すると、こなれた感じで「ハイ。○○さんがよろしければ即日からでも可能ですが、いつからなら都合がつきますか?」と応える担当。
 
「えーと、なら・・・」と、とりあえず1週間後に働きたいと申し出る管理人。
 
それを受けて、「分かりました。それでしたら前日に一応の面談をしておきたいので、派遣先の会社で集合ということでいかがでしょうか?」と、さらにこなれた感じで担当は話を進めた。
 
結局僕は、その日の一週間後に働き始め、その前日に面談とは名ばかりの顔合わせをする流れとなった。
 
これはあくまで一つのケースに過ぎないですけど、こういったことは派遣業界全体の傾向として往往にしてあり得ます。
 
これを是と取るか非とするかはそれぞれの捉え方次第ですが、急場につき、すぐ働いて収入を得たいという人には理想的なメリットとなるでしょう。
 
 

間口が広い

敷居が低いうえに、間口まで広いときたもんだ。なんでもありとはこのことかw
(ちなみにここでいう間口とは、職種の豊富さのことだと思っていただければいいかと)
 
派遣といえば、誰にでも出来る仕事というイメージを抱いている人も多いと感じますが、実はスキルを活かすことが出来る職種もあるにはあります。
 
専門26業務という言葉を耳にしたことはないでしょうか?(派遣法改正によって2018年現在はこの区分けが撤廃になっている)
 
これは派遣でも専門性の高い仕事のことを指しています。
 
全部挙げたらキリがないので、一部だけ紹介。
 
・広告デザイン
・ソフトウェア開発
・ファイリング
・アナウンサー
・秘書
・翻訳、通訳、速記
 
などなど。
 
これだけ見ても幅広い分野に分布していることが分かる。
 
働く人のニーズとしては、専門性を活かしたい×期間限定で働きたいという人に打ってつけ。だからこれを上手く活用出来たら、空いた時間にスキルを活かして働くということが可能になります。
 
そして、ついでなので派遣の主流となっている職種も併せて載せておきます。
 
・物流
・製造
・飲食
・イベント・調査
・清掃
 
などが当てはまる。先ほども書いた通り、派遣は短期集中型の働き方なので離職率が高い職種に派遣仕事が多く見られるのは、そのためだと思います。
 
以上のことを踏まえると、派遣とは様々な業種を網羅したマルチな雇用形態だということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
 
 
 

バイトより賃金が高い

お金の話。
 
バイトも派遣も時給換算で給与が支払われるという点においては同じですが、大体にして派遣の方が時給がいいです。
 
その理由については、派遣がアルバイトに比べて仕事への負担が大きいためと思われる。
 
そして時給額に関しては、全国平均額が1,500円程度となっていますが、地方でも1,500円を超えることがざらで、例えノンキャリアであったとしても案外貰えたりする。
 
ただ時給が高い仕事になるほど、求められるスキルや経験値は高くなるので自分の能力に合った仕事を探すほうが賢明と言えます。
 
 

女性が働きやすい

女性は男性に比べ、育児・出産・妊娠など、職場を離脱しなければいけない場面が多々ありますよね。
 
例えばそれが正規雇用の場合だったとしたら、育児休暇を取得するという手筈になるのですけど、現状を見ると、取得するまでの道のりはそう簡単ではない。
 
なぜなら世の中には育児休暇ありと明記しているにもかかわらず、許可を出し渋る会社があったり、キャリアをあきらめざるを得ない処置を取ったりと、女性の社会進出に対して理解のない企業が溢れかえっているから。
 
女性の社会進出が叫び続けられている昨今、その声に反して進捗状況は芳しくないのです。
 
 そして、そんな際こそ派遣が役に立つ。
 
 
理由は、敷居の低さや期間限定で働けるで述べた通りですが、あと付け足すとすれば、女性ならではの仕事が数多く用意されているということもあるかなと。
 
事務や経理、ファッション関係やアパレル、エステやネイルなど女性が強い仕事がジャンルを問わず幅広くある。
 
だから、子育てをしながら社会と関わっていきたいというエネルギーに満ちた人やお小遣い稼ぎで何ていう人も利用しやすいと言えるでしょう。
 
そして、ここまで書いてきて一つ断っておくと、この項では鼻から正規雇用をあきらめろと放言しているのではないので勘違いしないでください。
 
正規雇用でキャリアを伸ばしたいのなら、貪欲にその道を模索していってほしいと思う。
 
ただあくまで現実問題を考えるとそれが難しいケースが多いので、そんなときのための一つの代替案してこれを提示したまでに過ぎません。了承願います。
 
 

我慢しやすい

 終わりが見えているので、「あとこれくらい働けば辞められる」という心理が派遣社員の中で働きます。
 
加えて、契約更新が度々あるのも大きく、続けることに対する心理的障壁は比較的低いでしょう。
 
 

有給休暇が取れる

意外と知られていないのが、派遣社員でも有給休暇が取得できるということ。
 
もっといえば有給休暇はほぼ全ての雇用形態にあって、休暇日数を算出する方法も概ね一緒(時間が短いバイトやパートなどは違う)。
 
その計算方法とは、以下の通り。
 
・入社から6か月勤務  10日
・入社から1年半    11日
・入社から2年半    12日
・入社から3年半    14日
・入社から4年半    16日
・入社から5年半    18日
・入社から6年半    20日
・以降毎年ごとに   20日
 
です。
 
なお有給休暇を貰うには出勤率が8割を満たしていることが必須。仮に年間100日勤務日があるのなら80日を超えて出勤しなければいけないという寸法。
 
有給は派遣でもちゃんともらえる仕組みになっているので、当たり前の権利として知っておき、目的に応じて活用しましょう。
 
 

デメリット

光があれば闇も出来る。というわけで派遣の闇の部分を見ていきましょう。
 

不安定

派遣は、あらゆる雇用形態の中でも突出して立場が弱い。
 
それは正社員のように会社に対してある程度の責任を負う必要がない代わりに、労働者としても大切にされないためです。
 
そして、それが如実に表れるのが、会社の業績が望ましくない場合。
 
派遣は人件費削減のための候補として真っ先にやり玉に挙げられ、解雇されるというリスクを背負っている。いわゆる派遣切りというやつです。
 
そのため、派遣社員になる場合はそういったリスクと真っ向から向き合わなければならないでしょう。
 
首を切られた時にどうやって生きていくか?空いた時間に何をすべきか?スキルを身につけてはどうか?など、もしもの時に備えておくために自分に出来ることは何なのか、と考え準備しておく必要がありそう。
 
ただでさえ見通しが立たないこれからの時代だからこそ、将来に対するリスク管理は派遣社員にとっても最優先課題となるでしょう。
 
 
 

即戦力を求められる

 猫の手も借りたい経営者にしてみれば、雇い入れる人間はすぐにでも戦力になってくれる方がより好ましいでしょうが、少子高齢化・働き手の減少が問題となっている今では、そうもいきません。
 
スキルや優れた経歴を持った人材は希少で、ほとんどの人間は企業の育成を要するからです。
 
3か国語が喋れて、マーケティングにも精通していて、外資系での前歴があるなんてやつがほとんどいないように、スキルを持った人間は数に限りがあります。
 
それに少子高齢化やゆとり教育の弊害もあり、仕事よりプライベートという価値観が蔓延し、スキルを持つ人間はさらに稀になったと推測できるでしょう。
 
その結果、企業が求める人材と労働者が提供できる価値、つまり需要と供給との間に大きな溝を作り出していると僕は思っています。
 
それは派遣にしても同じで、即戦力を求める派遣先と即戦力になれない労働者とのギャップは依然としてあるなと働きながら感じています。
 
ただ、派遣という働き方がほかと比べて特異なのは、3者間の関係で成り立っている点。
 
派遣元、派遣先、派遣社員の3者で成り立つ業界の制度そのものが、この問題の解決を難しくしている。
 
それは3者間のパワーバランスを見れば一目瞭然です。
 
3者間で一番力を持っているのは明らかに派遣先と呼ばれる企業であり、反対に一番立場が弱いのは個人である労働者。
 
そうなると自然、派遣先のニーズが優先されることとなるけれど、それぞれが自分の利益を追求するのが摂理なのでここで食い違いが生まれる。
 
派遣先は即戦力を。派遣元はすぐ働いてくれる人材とお金を出してくれる企業を。派遣社員は明日使える資金を。という風にそれぞれが違う方向を見ているからこそギャップが生じてしまう。
 
しかし、それでもやはり優先されるのは派遣先であり、即戦力を求める姿勢は変わらない。
 
そうなると派遣元はどうするかというと、企業が求めた人材を探すよりも今ある人材を送り出そうとする。そして送り出されたスキルのない派遣社員は企業のニーズを一心に受ける。で、労働者に皺寄せが来るのです。
 
これが派遣の仕事がオーバーワークになったり、ミスマッチになってしまう原因だと僕は思っています。
 
だから、「即戦力」という耳障りのいい言葉に騙されることなかれ
 
 
 などと真面目なのか愚痴なのかよく分からない考察をしてみた
 
 

保険に入ろうとしないケースがある

派遣会社によりますが、社会保険への加入を渋る会社がある。
 
幸い、加入手続きをしてくれない派遣会社にまだ管理人は出会ったことがないけど、条件を満たしているのに保険に入れようとしないというのは違法行為に当たるので、遭遇した場合はロクな会社ではないと判断して構わないでしょう。
 
派遣会社が保険に入ろうとしない理由については、保険料の負担をケチっていると取れ、労働者よりも目先の利益を重んじていると言えます。
 
派遣業界も規制緩和により自由化が進んできています(法改正により)。
 
自由経済に近づけば、それだけサービスの質が物を言い、評判の悪いものはすぐに朽ちて無くなってしまうことになりかねません。
 
ゆえに強制である社会保険に加入しないのは派遣会社自身で首を絞めてしまっているのと同じなのです。
 
長い目で見ればこれは、労働者も派遣会社も双方にとってのデメリットと言っても過言ではありません。
 
 

孤独

派遣の仕事内容は、チームで連携して何かを遂行するというよりも、適材適所に配置されて仕事を行うという方がメジャー。
 
なので、自然、人間関係は希薄になりがちで、チームワークを好む人にとっては苦痛となるでしょう。
 
また派遣社員同士のつながりの薄さ、社員との距離感を鑑みると、孤独を感じる人がいてもおかしくはないはず。孤独を感じたくない人は派遣には向いていないかと。
 
裏を返せば、完全に割り切った関係なので雑事に煩わされないで済むとも言えるが・・・
 
 

3年以上の就労が出来ない

派遣として同じ会社、同じ部署に3年以上務めることは原則出来ません。
 
これはいわゆる「3年ルール」というもので、3年を上限に定められている決まり事です。
 
3年経つと、立場を変える必要が出てくるというわけですね。(守られているかどうかは置いといて)
 
では皆さん、実際に3年働いたあとはどうなるのかご存じでしょうか?
 
 道は二つ。
 
一つはそのまま企業に直接雇用してもらえるという道で、もう一つは派遣先を去るという道。
 
企業にそのまま雇用してもらえる場合はいいとして、雇用されないとなるとまた一から就職先を探さなければいけないし、何より人間関係もゼロからのスタートとなるのでストレスは大きくなる。
 
メリットで挙げた期間限定も捉え方を変えれば、デメリットになるということです。
 
 

担当者の質

派遣社員にとって派遣元の担当者の存在というのは、一蓮托生のビジネスパートナーであるとともに、命運を託さなければいけない、言わば同じ船に乗る船頭のようなもの。
 
その船頭の質が悪ければ、船はあらぬ方向へ進み、進路までもが絶たれてしまう。
それくらい担当者の質は重要で、快適に働けるかどうかを左右している案件です。
 
 
もし振り分けられた担当者の質が悪いと、
 
・紹介された企業の仕事内容が事前に聞いていた話と違う
 
・潤滑油になってくれず、派遣先・派遣元に対して不満がたまる
 
・サポートする姿勢が見れず、入社してからほったらかしにされる
 
という不満・問題へと発展します。
 
発展するのですが、正直これは運的な要素が強く、私たちに出来ることといえば誠実にそして毅然とした態度で接するくらいのもんで、実際出来ることはほとんどない。
 
だから質の悪い担当者に当たった際は、現状を逐一伝えたり、不満に思っていることを口に出していくことが大切なのではないでしょうか。
 
それでもダメなら・・・
 
 
 

スキルアップに繋がりにくい

派遣の在り方はあくまで即戦力としての側面が強いため、スキルを身につけたり自分を高めるといった目的にはそぐいません。
 
専門26業務も派遣の中ではマジョリティだし、キャリアになるかと問われても難しいところでしょう。
 
なので企業に属してスキルを身につけたいと考えている人は、そもそも派遣という選択をするべきではないと思います。
 
そういう方は正社員となり深い知識を蓄えていくか、独立して色んな経験を積む方がよっぽどいいでしょう。
 
スキルアップを目指すなら、派遣は不向きといえます。
 

ボーナスが出ない

場合が多い。
 
貰えるところは貰えるので、例外もあります。しかし基本的には貰えないと考えていた方がよい。
 
 

経歴社会で戦えない

ハッキリ言うと、派遣で働いた経験というのは経歴として見た場合、全く役に立ちません。企業が面接で重視するものが経歴である以上、派遣勤務は断然不利になります。
 
そしてそれは当然のごとく、零細企業より中小企業、中小企業より大企業、という風に規模が大きくなっていくほどその傾向が強くなります。
 
というデメリットがある。
 
しかしこれでは、大企業に勤めたいと思ってる経歴のない人は門前払いされるのがオチで、経歴のあるものだけが優先的に採用されるという格差を生みだしてしまう。
 
そして、現状を見るにその格差は、一度就職に失敗しただけで埋められなくなるというほどシビアなもの。
 
新卒カードなるものが象徴するように、それくらい今の日本の労働者採用の基準はあまりにも経歴に傾倒しすぎていると言えるでしょう。
 
論を深めれば、日本で働いていくということは、それに向き合っていかなければいけないということともいえる。
 
 
しかし僕の経験から一つ言わせてもらえば、派遣をしている人の中にも面白いことを考えている人はいたし、尊敬に値する人物もいました。
 
だから働き方というのも、経歴というのも、所詮は一方向から覗いた一面に過ぎず、その人物をはかる決め手にはならないんじゃないかなと思います。
 
ただ、やっぱり、経歴至上主義なわが国では派遣は不利になりがちだと断じざるを得ませんね。
 
 
 

世間体・結婚について

世間体や結婚を考えると、派遣だけでやっていくのは正直厳しいです。
 
世間体はまだしも結婚となると、現実思考が強い女性からは、対象としてすら見てもらえないことだってあり得ます。
 
仮に結婚しても、子育てとなると派遣の給与だけでは養っていけるかどうか分からない。
 
派遣だけで家族を養っていくことは難しく、また現実的ともいえません。
 
昇給もほとんどないし、ボーナスも出ない(場合が多い)、加えて将来の見通しも立たないのだから、そう結論せざるを得ない。
 
これが例えば、副業で安定して収入を得ているとか、事業資金を貯めるためにやっているとかだったら話は違ってくるけど、派遣一本でってなると厳しいかなと。
 
まぁだからと言って、人生において結婚することにウェイトを割いてなくて、派遣の働き方が自分にはあっているという人には当てはまらない話なので、そういう方は聞き流していただきたい。
 
それに多様化してきた現代ではほんの一つの事例に過ぎませんし。
 
世間体に関しては、気にしても意味がないので何も言いません。
 
 

終わりに

以上が派遣で働くうえで知っておきたいメリット・デメリットです。
 
賢明な皆さんなら若輩者の僕がわざわざ言わなくても理解されていると思いますけど、派遣とは数ある雇用形態の内の一つに過ぎません。
 
冒頭で書いたように、数ある働き方の一つであり、目的というよりかは手段と言った方がいい。
 
だからもし、今回解説してきた内容がそんな手段を選ぶ際の有益な情報として機能してくれるのなら、僕としてはこんな嬉しいことはないです。
 
というわけで今回はこの辺にで。
 
P.S
 
ちなみに、冒頭で派遣社員をしていると書きましたが、人生初の派遣切りに合ってしまい、今現在は派遣社員ではありません(苦笑)
 
詳しく知りたいという方はこちらをご参照くださればな、と。