アンダーグラウンドより

地下ブロガーの戯言

MENU

質問力を鍛えて人生の質を向上させよう

スポンサーリンク

f:id:under-mogura:20180113004042j:plain

どうも、もぐらだ。
 
最近毎日のように僕は、人生をよりよくするためにはどうすればいいか?と自問自答を繰り返している。頭の中で「人生を良くするのは行動力だ。いや継続力だ、いやいや確かに行動力も継続力も大切だけど最後は経済力だ」みたいな、とりとめもない思考を一人こねくり回している。
 
で、そんな折に、いやそんな折だったからこそ一冊の本に出会った。
 
特に目新しいことが書かれていたわけではないが、なるほどそういう考え方もあるのかと妙に納得してしまったのでその一冊を皆さんにも紹介したい。(ちなみに本は弁護士の方が書かれた「人を動かす質問力」という本)
 
そして今回紹介させていただく本の著者によれば、人生を良くするのは今回のテーマである”質問力”であるという。質の高い問いを設けてやることで自分も他人も思い通りになるというのだ。確かに質問が大切だというのは一理あるが、果たしてそこまでの効果があるのだろうか?
 
ということも、ついでだからこの記事で掘り下げていければいいなと思う
 

質問を制する者が人間関係を制す

人をコントロールしたいという欲求は誰しも持ち合わせているものだろう。「こうしてほしい」「なぜあいつはこうなんだ」みたいに皆、口には出さないが他人に対して不満を抱いているものである。
 
だからその不満を解消したいがために、さらに言えば自分が得したいがために人を動かしたい、つまりコントロールしたいのだ。そして人が思い通りになれば人間関係における悩みは事実上無くなるといってもいい。
 
では人を動かすにはどうすればいいのか?
 
方法は2つある。強制的にか、自発的にかの2つである。
 
強制的に人を動かすとは、要するに人を縛り付けて言うことをきかせる方法のこと。恐怖でも洗脳でも義務でも、とにかく何でもいいが本人の意思を問わずコントロールしてしまうやり方だ。この方法は皆さんお分かりだと思うが、反発されやすいという問題点がある。
 
例え支配する側がある程度の強制力を持っていたとしても、結局は反発される。だってそりゃ、やれと言われてやるのは自尊心が傷つくし、納得できない。だからこの方法に必要なことは、飴と鞭のようにバランスよく人を締め付けるか、上手くごまかすかになってくるだろう。
 
これがまずオーソドックスなやり方。
 
もう一つは自発的に相手が動いてくれるように促す方法だ。これは販売戦略とかがそう。相手に自分で決断したと錯覚させるのがこの方法の特徴で、決定権は自分にあると思ってもらうことが大切だ。そうすることによって相手の自尊心は守られ、反発させる気を起こさせない。それが自発性を促す人の動かし方である。
 
で、今回のテーマである質問を駆使して人を動かすというのは、言わずもがなこの自発的に人を動かす方法に分類される。
 
そして本書によれば、質問で自発的に相手を誘導していくというのが人を動かすメカニズムだという。確かに頭ごなしに言うことをきかせようとして反発されるのは得策とは言えない。だからこそ、反発されないために質問によって相手を導くことが重要らしい
 

質問の力

質問で人を動かすメカニズムはお分かりいただけただろう。ではここで、改めて質問の持つ性質について考えてみたい。
 
まず第一に質問には、相手に答えを強制させる力がある。例えば、「これ何?」と質問すれば、相手は「○○だよ」と答えるか「知らない」と答えるかのどちらかしかない。これは相手を誘導させる力と言える。
 
二つ目は、誰しも質問されたら答えなければいけないという共通認識を持っていること。さすがに、「これ何?」と聞かれて無視する人はいないように、基本的には質問されたら嘘でも何でも答えるほかない。これが質問の持つ性質だ。情報を引き出す力と言ってもいい。
 
これらを踏まえると、質問とは相手に選択の余地を与え、思考させ、行動させるという段階を踏ませる行為だと分かる。
 
つまり、自発的かつ、限定的に相手を導いてやるのが質問の持つ魔力であり、先ほども書いた通り、この性質と段階を踏ませるプロセスによって、人は疑問を抱くことなく動いてくれるという寸法。その様はまるで、羊飼いに道を塞がれることによって行く手を限定され、小屋に誘導される羊のようである。
 
ここで詳しいテクニックなど書きだしたらキリがないので説明することは避けるが、大まかに言えば、本書にはそのようなノウハウが詳しく書かれている。
 
 で、本書を読んで僕が参考になると思ったのは、この質問力を扱うことが会話術を会得するより比較的簡単であることと、コミュニケーションに自信のない人でも実践できそうだってこと。
 
どういう事かというと、話術を習得するには時間がかかるしテクニックを要するので、習得するまでのハードルが高いが、質問力を鍛えるだけなら質問の内容を目的に沿って考えればいいだけなので誰にでも習得できそうだということ。コミュニケーションに苦手意識を持っている人でもすぐに実践出来るだろう。
 
また世に溢れているコミュニケーション向上系の本と一線を画しているのもいい。大抵それらの本に書かれているのはうまく話を運ぶにはどうすればいいかというような内容のものばかりだが、本書はその斜め上を行く発想である。
 
柔よく剛を制すではないが、質問力を極めればコミュニケーション関連の本ばかりを必死に読みこんだような自信満々の話たがり屋を意のままに操ることが出来るだろう。
 
一般的な人はどう話せば相手が思い通りに動くかばかりに気をとられて、質問を蔑ろにする傾向があるが、その裏をついてやるにはもってこいの技術である。
 

質問力を身につけられたら

これも全部を書きだしていたらとんでもない量になるので、質問力を手に入れるとどんなことが出来るようになるのかだけを抜粋して書き出してみたい。
 
もし質問力を手に入れれたら、
 
・望んだ情報を獲得できる
・人に好かれるようになる
・その気にさせる
・人を育てる
・議論に勝つ
・自分を変える
 
という以上のことが可能になるそうだ。
 
この6つの中でも、特に質問によって自分を変えられるというのは、個人的に目から鱗だったので簡単に説明しよう。
 
質問で自分を変えるとはつまり、自分に直接質問を投げかけてやることで思考の流れを変えてやること。
 
その時に大切なことと使えるコツがいくつかあって、まず第一にネガティブな質問は避けること。
 
質問で自分を変えるとは突き詰めると、自分をマインドチェンジしていく作業なのでここでネガティブな質問を自分にしてしまうと悪い方に流れてしまう。したがって質問はポジティブというか、快方に向かうような質問を設けてやらなければいけない。
 
二つ目は5w1hを意識すること。いつ、誰が、何を、どこで、どうやって、なぜ、というふうに質問を細分化していくことで解をより明確にできる。
 
三つ目はフィードバッククエスチョンをすること。フィードバッククエスチョンとは事後に反省の意味を込めて自分に質問することを意味する。取り組んでいたことに失敗したときなど、なぜ今回は失敗したのか?どうすればうまくいったのか?というふうに質問を繰り返すことで、より成功に近づくという寸法だ。
 
最後は、視点を変えてみること。自分の視点だけではなく、相手の視点に立ってみたり、親の立場になって考えてみたり、赤の他人ならこの場合どう感じるだろうというふうに、とにかく色んな角度から物事を捉えてみようということである。
 
これらを踏まえて、自分に質問することでより質の高い質問が繰り出せるわけだ。
 
例えば、これを受験に当てはめてみると、こんな質問が出てくるだろう。
 
1、前提
○○学校に受かるために自分がすべきことは何か?
 
2、目標
いつまでにすべきか?今すべきことは何か?目標を実現するために犠牲にすることは何か?どうすれば効率よく勉強できるか?
 
3、フィードバッククエスチョン(失敗した場合)
なぜ落ちてしまったのか?受かるには何が必要だったのか?今からできることはあるか?受験をもう一度受けるべきか?などなど
 
4、視点を変える
これは受験の場合には当てはまらないので、人間関係の悩みにしよう。
その悩んでいることに対して、相手はどう思っているか?また親友の○○だったらどう考えるか?第三者なら?尊敬する人物なら?
こんな感じで多角的に質問を繰り出し視野を広げてみると、様々な選択肢が得られる。
というわけで以上のことを踏まえると、質問には他人を動かすだけじゃなく、自分自身をも変える力があるんじゃないかと思う。
 

まとめ

という風に、質問には人生の質を向上させてくれる可能性があることがお分かりだろう。

技術もさることながら、質問を極めるという発想が面白かったので今回は紹介させてもらった。

質問力を鍛えて人生を良くするとはちょっと大げさかもしれないが、少なくとも日常生活で役に立つ技術ではあると思う。
 
皆さんもコミュニケーションに自信が無くて悩んでいるのなら、質問する力を磨いてみてはどうだろうか?
 
もしかしたら人生が良くなるかもよ?
 
というわけで以上。

 

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

人を動かす質問力 (角川oneテーマ21 C 171)

 

 

スポンサーリンク